【聴き比べ】同じ曲なのにここまで違う?『G線上のアリア』基準ピッチ比較(415Hz / 432Hz / 440Hz / 442Hz / 444Hz)

KS Audio

先日、基準ピッチをテーマにした動画を見た。
基準ピッチ(A=ラ音の周波数)が変わると印象がガラリと変わる。

現在の国際標準では、440Hzと定められている。
歴史を遡ると、ピッチは時代とともにじわじわと上がってきている。
1800年代は435Hz前後が一般的で、バロック時代は、さらに低く現在の半音下とも言われている。
つまりバッハの時代の演奏は、現代のオーケストラとはまるで違う響きだった可能性があるのだ。

なぜわざわざピッチを上げるのか。理由は音色にある。
ピッチが上がると弦はより強く張られ、音色にも張りと華やかさが増す。
指揮者やオーケストラが、より明るく華やかな音を追い求めた結果、基準ピッチそのものが動いてきたと言ってもいい。ホールの規模や響きに対して、どれだけ煌びやかに聴こえるか。それは会場全体の空気を巻き込む問題であり、単に音程を合わせるだけの話ではない。

たった数Hzの違いが、聴き手の印象をここまで変えてしまう。
ここで改めてのピッチの勉強だ。

Sound Healing Room – 響きの待合室 -@YouTube より