母方の祖父母宅には、神棚がある。
この掃除を年末に行うのが7年前に亡くなった祖父との恒例行事であった。
その名残で今も自分が掃除を行わせていただいてる。
そんな毎年の恒例行事である神棚掃除を昨日行った。
古くは高祖父以前の商売の関係により、神棚が置かれることになったそうだ。
そんな敷地内には小さなお稲荷様も祀られている。
全体を乾拭きし、埃を払う。そして飾られているものも磨いていく。
しめ縄の向きは、一般的な向きとは逆向きになる。これは古くやっていた商売に関係しているそうだ。
祖父母の宅は古く、関東大震災以前には同じ場所に建っていたそうだ。
その地震による影響で少し直したのが昭和2年の頃。その頃から2階などの改築は祖父の代に行われたが、基礎の部分はずっと変わらない。柱や天井は黒々と厳格な光沢を放ち、今も現存している。
日頃の感謝と祖父との思い出を心に今年も無事に行うことができた。