クリスマスの思い出とロザリオのソナタ

ミュージック

クリスマスはイエス・キリストの誕生日。
ロザリオのソナタは、そんなイエスの誕生から復活、死までを描く。
今日という日にふさわしい曲だ。

クリスマスというかイエスに関連する思い出がある。

通っていた幼稚園はキリスト教教育を行うところであった。
お弁当を食べるときには、日直が教室の前に出てならではの挨拶があり、
父と母、そしてイエスに感謝の言葉を述べ最後に「アーメン」と言うのだ。
普段の生活とは違った作法が印象に強く残っている。

水曜日には「水曜礼拝」と云う日で、幼稚園の斜め前にある小さな教会で賛美歌を歌う。
その日のみ図書室が解放され、3冊だけ本を借りることが出来た。借りたい本が被ると友達と取り合いとなった。そんな日をいつも楽しみにしていた。

そして、12月になると「クリスマス聖誕劇(ページェント)」というイエス誕生の演劇をやる。
その中で花形の役どころのイエスの父「ヨセフ」役で出演することが出来た。
今となってはどうやってセリフを憶えたかも忘れてしまっているが、小さいながらの緊張感と責任感でやりがいを感じたことを一番の思い出として憶えている。

そんな思い出話はお仕舞いにし、ロザリオのソナタは数多く演奏されている。
表現のまた違った演奏で聴き飽きない。

色々なバージョンのロザリオのソナタ。
皆さんのお好みはどれだろうか。

メリークリスマス!

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