マスタープラン貼り付け・・・Xperia Ace III(デモ機)

マスタープラン貼り付け例

デモ機として使用している Xperia Ace III に、マスタープランを貼り付けた。

貼り付けの精度が自分の中でひとつ上がったタイミングでの再施工である。
結果は明確だった。デジタル特有の歪み感が消え、音圧のクリップも起きにくくなり、鳴り方そのものがアナログ機器に近づいた。輪郭がありながら角が立たない、そんな音になっている。


イベントの機会があれば、ぜひ実機で聴いてみてほしい。

■Xperia 1 VII、再貼り付けへ
Ace III での手応えを得て、次に向いた先は Xperia 1 VII だった。
「もう一度貼り直せば、さらに伸びる」という直感があり、そのまま作業に入った。

Xperia 1 VII は、これまでマスタープランを施してきた端末に於いてのいわば母艦とする意識で貼り付けを行った。

結果は予想を超えた。重低音の再現度が、生音の質感に一段と近づいたのだ。
低音の再現は最も難易度が高い領域であり、同時に空間表現の説得力を決定づける要素でもある。
ここが変わると、音場全体の見え方が変わる。

音量に頼らずとも音の芯が伝わるようになった。
無理に音量を上げなくても、低音の輪郭がはっきりと立ち上がってくる。
顕著なのは、ベースラインが音階として正しくに聴き取れるようになり、これまで塊として鳴っていた低域が、一音一音の動きとして追えるようになった。それにより、楽曲本来の音場再現がここで叶ったと言っていい。

■画面にも表れる変化
影響は音だけにとどまらない。画面の見え方にも明確な変化が出た。
黒がより黒く沈み、コントラストがはっきりし、色や輪郭の見え方そのものが正確になったのだ。

音は縦波であり、その再現は情報体から音を立ち上げるような作業に近い。
いわば空を掴むような感覚で、だからこそ何をやっても音は変わってしまう。
量子ステッカーのようなものがない限り、狙った音を狙った通りに出すことはできない。
そう改めて感じると同時に、ローゼンクランツにしかできない音の世界を実感することにもなる。

一方で画質は、液晶のドットごとの発色の正確さとして違いが表れる。
空を掴むような音の変化に対して、こちらは色(しき)として捉えやすい変化だ。
物理的なノイズ軽減がそのまま形として現れる、大きな判断材料になっている。


今回あらためて実感したのは、量子効果による相乗効果の大きさだ。
単体での効果ももちろんあるが、扱い方次第で効果は何倍にも引き出せる。
掛け算の要素がある技術だということを、施工のたびに再確認している。

今回の施工効果には、Joe氏からの日々のアドバイスが大きく寄与している。
ひとつひとつの助言が、結果として今の音に繋がった。

発見に次ぐ発見で、毎日が充実している。